当クリニックのご紹介

当クリニックのご紹介

本来のご自分を、無理せずできるだけ早く取り戻せるよう。慎重な診断を行います。

うつ病の増加がテレビや新聞などでもよく話題になっていますが、これには過剰診断されている部分もかなり含まれていると感じています。
不安障害や悲哀反応などを安易にうつ病と診断して薬物治療を行うと、かえって症状を悪化させることも珍しくありません。うつ病は正しい治療を行えば治る病気です。
メンタルクリニックよこはまでは、こうしたグレーゾーンをしっかり見極めて、認知療法なども取り入れながら治療を行っています。

アクセス・診療案内

住所 〒221-0045 横浜市神奈川区神奈川2-18-18 アイランドパレス東神奈川303
電話番号 045-450-8988

アクセス

  • JR線 東神奈川駅 徒歩 5分
  • 京急 仲木戸駅 徒歩 5分

コジマレンタカーの看板が目印です。
駐車場はございませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください。

診療時間

診療時間
10:00-14:00 × × ×
15:00-19:00 × × ×

…9:30~14:00
…15:00~17:00、…15:00~18:00
休診日:月・水・日・祝

院長ごあいさつ

院長ごあいさつ

はじめまして、メンタルクリニックよこはま院長の松久保章です。
当クリニックは、ちょっとつまずいて困っている状態が続いている方が、気軽にいらしていただける場所です。そのお困りが病気によるものか、グレーゾーンのものか、お話をじっくりうかがって慎重に見極め、本来の状態に戻れるようお手伝いしていきます。
ご不安がありましたら、なんでもご相談ください。

精神科医になったきっかけ

父が開業医でしたので、将来は医者になるよう期待され、それに反発しながらも葛藤を感じていた高校時代に、精神医学の本と出会ったことが精神科医になるきっかけでした。
その本で人の心の不思議さに惹かれ、医学の中に精神科というカテゴリーがあることをはじめて知りました。
精神科医は自分が納得して進む将来の道としてとても魅力的で、さらに医師になってほしいという父の願いもかなえることができる。
その時、道が拓けたという想いがありました。
ですから、最初から精神科医を目指して医学部に進んだのです。

あいまいな症状の見極め

大学を卒業して、精神神経科学の専門課程を修了し、いくつかの病院の精神科で研鑽を積み、2003年に野崎クリニックでの勤務を開始しました。
野崎クリニックでは、今までとは全く違う方々が多くご来院されていました。
うつ病や統合失調症、不安障害など、あいまいな症状を抱えておられる方々です。

こうした方は、お話をじっくりうかがって慎重に見極めないと治療がかえって逆効果を生み出す場合があるのです。
グレーゾーンをしっかり見極めることは、あいまいな症状が増えてきている現在、より重要性を増していると実感しています。

認知療法を取り入れた治療

基本となる慎重なお薬の治療以外にも、もっとできることはないかと考えていた時に出会ったのが『認知療法』です。
その頃、アメリカではすでに大きな効果をあげて確立している療法でしたが、日本ではやっと紹介されはじめたばかりの時期でした。
この技法を使うことで、今までの治療より早くしっかり効果が出てくることを目の当たりにし、セミナーに3年間参加して、認知療法を治療に取り入れることができるようになりました。

精神保健学講師を通して得たもの

この時期に、知人からの頼みで日本福祉教育専門学校の精神保健学の講師を務めました。
精神保健学は医学と表裏の関係にあるものです。
1日4コマの授業を受け持っていたのでオーバーワークとなり、当クリニックの診療が忙しくなってきたこともあって2010年に講師を退きましたが、この経験は現在の治療に大きく役立ってくれています。

メンタルクリニックよこはま開設

近年になってますますグレーゾーンが広がり、あいまいな症状を抱えておられる方々が多くなってきています。
また、安易に「うつ病」と診断されてしまい、かえって症状を悪化させている方が少なくないことに危機感がありました。
そこで、慎重に見極めた上で認知療法を組み合わせる私のやり方で治療を行える場を作りたいと、2007年4月に当クリニックを開設する運びとなりました。

当クリニックの方針

当クリニックの方針

うつ病は正しい治療を行えば、克服できる病気です。当クリニックでは、暫定の診断をもとに、つらい症状を緩和するお薬を使いながら掘り下げていって正確な診断を行っています。

私は精神科医ですから、うつ病の治療には基本的に薬物療法を行います。ただし、うつ病などのお薬は現在、効き目がとてもシャープで副作用に注意が必要なものが多いのです。副作用とうつ病の症状が似ていることもあり、見極めをしっかりしないで増量してしまうケースがあるのですが、それは絶対にやってはいけないこと。当クリニックではお薬は必要な分だけ、不必要なお薬はだしませんし、できるだけ減らしながら、お薬を飲まなくてもいい状態を目指して治療しています。

認知療法について

認知療法は、ものの受け取り方や考え方に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)です。
認知行動療法では、気持ちが大きく動揺したり、つらくなった時、本人の頭に浮かんだ考えを検証して思考のバランスが取れるようにしていきます。

本人へのメッセージ

現在は、情報にあふれている時代です。
しかも正確な情報はなかなかつかめません。
いい情報はアップされにくく、悪い情報はアップされやすいもの。それに触れているうちに、無意識に考え方が委縮してしまったり、ネガティブにものをとらえやすくなってしまいます。

大切なのは、あふれている情報は偏っていると認識すること。
さらに、現在は元々あったソーシャルネットワークが壊れてきています。インターネット上のソーシャルネットワークは充実してきていますが、実際のソーシャルネットワーク、たとえば職場、友だち、家族などに弱みを見せられない、相談できないというケースが多くなっています。

こうした時代背景を受けて、安心して弱みを見せることができる相手としての役割を果たしながら、本音で語り合える場所をみつけるお手伝いをしてさしあげるのも重要だと当クリッニクでは考えています。

ご予約・お問合せはお気軽に

うつ病のことでお悩みでしたら、横浜にあるメンタルクリニックよこはままで。
まずはお気軽にお問い合わせください。